毎年年末に差し掛かってきたら、経理担当者を悩ます『年末調整』について。
あなたも今困っていませんか?
とても重要な事ではあるのですが、毎年たった一回しかやらないビッグイベントなため、やるべきことも忘れてしまっているケースも多いのではないでしょうか?
「実は… 年末調整と確定申告の違いがわからない…」という方も多いようです。
GoogleTrendsで「年末調整」というキーワードを検索すると、下記のように年末にさしかかると、『年末調整』の記事の閲覧が多くなっていることがわかります。
※GoogleTrendsから引用
ちなみに、「確定申告」の場合はコチラ↓↓↓ ほぼおなじですね。
※GoogleTrendsから引用
Contents
『年末調整』と『確定申告』の違い。
そもそも論。
あなたは年末調整って何か知っていますか?
ちゃんと説明することができますか?
日本で個人が収入を得たら、税金を収めなければいけません。
日本の所得税は申告方式を採用していて、その年の1月1日から12月31日までに稼得した収入から「課税される所得金額」を算出し「所得税額」をあなたが住んでいる場所の管轄の税務署に申告する必要があります。
これが『確定申告』です。
その確定申告ですが、GoogleTrendの検索数から見て取れるように複雑に感じる人が多いのです。
その通りです。
そこで、確定申告をしないで済むようにあなたの味方をしてくれるのが『年末調整』です。
『年末調整』って一体何?
『年末調整』は誰もが本当はしないといけない『確定申告』をよりカンタンにしたものです。
会社組織などに属しているサラリーマンなどがもらっている給与を主な収入にしている人のみが利用できる制度です。
月々の給与や賞与(ボーナス)から、源泉徴収という本来所得税にあたる金額を天引きして、会社が預かります。
その後、最後12月に支払われる給料支払いによりその年の給与等の額が明らかになった時に、
会社は社員の代わりに所得税の額を計算し、源泉徴収していた額と比べて徴収または還付をします。これが『年末調整』です。
会社員の方が、
毎年12月(会社によっては1月の給与)の手取り額が他の月に比べて少しアップすることが多いのは還付になったときですね。
サラリーマンでも『年末調整』できない人。
『年末調整』は課税所得がカンタンな方のみ利用できる制度です。
- 給与所得以外の所得が20万円以上ある方
- 2箇所以上で働いている方
- 会社員でも年収2000万以上ある方
は年末調整の対象外なので、確定申告が必要です。
会社にお勤めの場合、確定申告しなくていいと思っている人がほとんどかもしれません。
ですが、年収によっては確定申告する必要があるのです。
年末調整と確定申告では利用できる所得・控除の種類が異なります。
年末調整では1か所からの給与所得と一部の控除のみとなりますが、給与所得以外の所得が20万円以下であれば確定申告を行わない「申告不要制度」を利用できます。
1.毎月の給与や賞与から所得税を徴収している
⇒ これが「源泉徴収」。
2.一年間の給与や賞与の合計から所得税を再計算
+保険料控除や配偶者控除等を考慮 ⇒ 正しい所得税を算出する。
3.上記1の合計と2の差額を徴収または還付する。
年末調整が難しいと思ってしまう、その理由。
年末調整は年に1回だけのことです。
「毎年やっているはずなのにどうすればいいのか忘れてしまった!」という方もいるでしょう。
企業の経営者や経理担当者としても、年末調整について正しい知識を身に付けておく必要があります。
そして、その知識については毎年のことでも法改正などで、去年使っていた知識も古くなってしまうことだってあります。
おまけに毎月の給与に加え、賞与があり、その上年末調整まで加わるので、一年のうちで経理担当者は大忙しな時期となります。
年末調整は書類を回収して、その書類をチェックして、さらにその書類を税務署に提出する。
一口に『年末調整』と言っても、膨大な作業量になります。
- 年に1回
- 年末調整の意味を丁寧に学ぶ機会がなかった
- 年末調整の用紙が分かりにくい
- 法改正に対応できない(知識のアップデートが大変)
- 質問が経理担当者に集中する
- 書類の管理が手間
- 回収に時間がかかる(提出期限の管理が大変)
年末調整をラクにする方法
年末は1年の中で、経理担当者が最も忙しくなる時期です。
通常の給与計算と冬のボーナスの計算があり、そこに年末調整の業務が重なります。
正直な話、非常に大きな負担です。
経理担当者は、従業員全員に申告書を配付します。
従業員の提出状況を確認し、記入ミス・記入漏れ・計算ミスがないかを一つ一つチェックしなければならず、膨大な作業が大きな悩みになっています。
ここをなんとかラクにすることはできないのでしょうか?
方法① 税理士や社会保険労務士へ依頼
年末調整業務だけの場合、コストはそれほどかかりません。
従業員が数十名や数百名いる場合は別ですが、
数名程度の規模であればおおよそ1~3万円くらいで収まるケースが多いでしょう。
年末に向けてますます忙しくなるこの時期、
年末調整をプロである税理士や社労士に任せることで、
経営者や経理担当者の時間を確保できるので、時間短縮と知識を与えてもらえるという意味ではとても有効です。
十分な費用対効果があると考えられます。
ですが、作業は簡単になりますが、書類管理や回収の手間は減りません。
方法② freeeを使った年末調整でデキること
最近では、クラウドツールで年末調整をすることができます。
ここでは、人事労務freeeを使った場合のメリットをご紹介します。
1.ペーパーレス化
ステップに沿って迷わず入力。訂正もWeb上でカンタン!
2.入力を進めるだけのわかりやすいデザイン
入力内容がそのまま反映されるので計算はもちろん自動。
紙を見ながらソフトに入力する必要もありません。
3.進捗状況を一元管理
ステータスをWeb上で一括管理可能。
従業員へのリマインドメール送信もすぐに行なえます。
4.過去の書類もデータで確認可能
年末調整は書類を作成して終わりではありません。
提出書類を各自治体別に分けて送付することも担当者の手間の一つ。
紙だと用紙の送付と回収がとても大変です。
記入状況がリアルタイムで把握でき、修正してほしい部分もお互いクラウドで確認しながら対応できるので、とても便利なfreeeを使った年末調整。
電子申告サービスを使えば書類データの電子申請が可能になります
完全にペーパーレスな年末調整が実現します。
方法③ 経理アウトソーシングで他の経理業務とまとめて一緒に依頼
企業が業務効率化のために経理アウトソーシングを導入するケースが増えています。
請求や支払、会計入力といった日常業務はもちろん、「年末調整」のような年次業務にも対応してくれるのが経理アウトソーシングです。
経理アウトソーシングを専門とする企業はバックオフィスの効率化方法を常にアップデートしていることが多いので、煩雑な年末調整も安心して任せることができます。
経理業務が増えているのであれば、担当者を一人採用するのではなく
【経理担当者+経理アウトソーシング】 という方法も良いかもしれません。
まとめ
- 年末調整で悩んでいるのはあなただけではない。
- 年末は経理担当者は一番忙しい時期、
思い切ってアウトソーシングしてしまうのも手。 - ペーパーレスで年末調整は可能な時代に突入!